「RENOSY SELL(リノシーセル)」は、株式会社GAテクノロジーズが運営する価格査定サービスです。
AI(人工知能)を活用することによって、たったの45秒で中古マンションの価値を算出し、売却活動までサポートするという今までにない新たなビジネスモデルで注目を集めています。
実際に、利用を検討している人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、2019年5月にサービスが開始されたばかりですから、金額の大きいマンションを任せてもいいのか不安を抱きますよね。
この記事では、「RENOSY SELLのサービス内容」から「実際に管理人が利用してみた感想」について紹介していきます。
RENOSY SELL(リノシーセル)ならたったの45秒で査定結果がわかる
RENOSY SELLの1番の特徴は、査定結果がすぐにわかる点です。
RENOSY SELLの公式サイトから、物件の基本情報を入力して査定依頼すると、AIによって瞬時に価格が算出されます。
実質かかる時間は、公式サイトにもあるように45秒。
マンションの査定には、通常1週間ほどかかるのが一般的なため、どれほどスピーディかわかるのではないでしょうか。
しかし、いくら査定結果が早く算出されても、価格に正確性がなければ意味がないですよね。
高精度だから信頼できる
RENOSY SELLの推定精度は、MER3.32%とかなり優秀です。
MERについては、公式サイトに記載されていましたので参考にしてください。
MERとは、Median Error Rate(誤差率中央値)の略で、機械学習の分野において、世界的に用いられている推定結果の正確さを示す代表的な指標値であり、この値が小さいほど推定精度が高いことを意味します。
引用元: RENOSYの公式サイト
MER3.32%が凄いのかどうか分かりづらいと思いますので、ハードウェア分野で世界首位の実力を誇る、ソニー株式会社が開発した価格査定システムと比較してみます。
RENOSY SELL | MER3.32% |
---|---|
ソニーの価格推定エンジン | MER5.67% |
精度が高いほど数値は小さくなるため、世界レベルの技術を持つソニーよりも、RENOSY SELLのほうが精度の高いAI技術を持っていることがわかります。
ソニーと比べると知名度の低いRENOSY SELLですが、その実力は確かです。
安心して任せられる!RENOSY SELL(リノシーセル)は囲い込みをしない
RENOSY SELLのメリットは、査定価格が正確なことだけではありません。
不動産業界の悪しき慣習である「囲い込み」を一切おこなわず、売主の利益を第一に売却活動を進めてくれます。
自社の利益が大きくなる両手取引(売主と買主の双方を担当して仲介手数料を2倍もらうこと)を狙って、他社に物件情報を公開しない行為。
囲い込みをされてしまうと、売却チャンスが著しく奪われてしまいます。
しかし囲い込みは水面下でおこなわれるため、国土交通省でも発見が難しいと言われています。
多くの人は、気づかないうちに囲い込みの被害に遭い、損をしているということです。
では、RENOSY SELLが囲い込みをしないと言い切れるのは、なぜなのか気になりますよね。
RENOSY SELLは、売却活動を売主にすべて公開しているため、仮に囲い込みをしてもすぐにバレてしまう仕組みになっています。
売却活動にうごきがあると自動的に売主にも通知が届く
RENOSY SELLで中古マンションを売却すると、物件に対して問い合わせが入った際、売主にもリアルタイムで連絡を入れてもらうことができます。
これはRENOSY SELLが独自開発したシステムで、自動的に売主に通知がいく仕組みになっているため、営業マンが誤魔化すことはできません。
このように売買取引を隠さずに公開してくれるからこそ、利用者は安心して中古マンションの売却活動が進められます。
どんな売却活動をしているか常に把握できる
売買取引の動きがリアルタイムで把握できることは、囲い込みの防止はもちろん、売却活動の進捗がわかるメリットもあります。
一般に、不動産会社が売主におこなう売却活動の報告は、2週間に1回程度です。
その間に動きがあったとしても、不動産会社からの報告がなければ売主は知ることはできません。
売主が所有するマンションにもかかわらず、報告がくるまで待っているしかなく、どうしても不動産会社が主体になってしまう傾向にあります。
買主のストックが多いから早く、そして高く売却できる
RENOSY SELLの技術の高さと営業姿勢について紹介しましたが、そもそも買主を見つける実力はあるのかどうかについても解説していきます。
結論から言いますと、RENOSY SELLを利用すると中古マンションを早く、そして高く売却することができます。
なぜならRENOSY SELLを運営している株式会社GAテクノロジーズは、価格査定サービスを始める前から「RENOSY」という物件検索サイトを運営し、実績を挙げているからです。
物件検索サイトのRENOSYに会員登録して、最新情報の配信を待っている買主ストックは3万1千人以上。
RENOSY SELLで中古マンションを売却に出すと、その会員たちに情報が発信されます。
売れにくい物件でも売却してもらえる
買主のニーズを知り尽くしている株式会社GAテクノロジーズが運営するRENOSY SELLを利用すれば、売れにくい物件でも売却してもらうことができます。
株式会社GAテクノロジーズはリノベーション事業もおこなっており、需要の少ない物件でも買主好みにきれいにして売却するスキルを持っているからです。
築年数が古い、間取りが悪いなどの問題点を抱える中古マンションも、RENOSY SELLに任せてみましょう。
実際に管理人がRENOSY SELLで中古マンションを売却査定してみた
すぐに査定結果がわかるのは本当なのか、確かめるために実際にRENOSY SELL(リノシーセル)を利用してみました。
- 45秒で査定結果がわかるのは本当か
- 本当に価格は正確なのか
この2点を確かめましたので、参考にしてください。
スマートフォン・パソコンの操作に慣れていれば45秒でも査定可能
まずは、本当に45秒で査定結果がわかるのかどうかについてですが、結論としてはスマートフォンやパソコンの操作に慣れていれば可能です。
45秒というのは、物件情報を入力するのにかかる時間のことなので、利用者の操作スピードによって異なります。
また売却物件の情報を把握しているかどうかによっても、所要時間は変わってきます。
あらかじめ調べておいたほうがよい項目
- 売却物件の総階数
- 部屋の面積(専有面積)
- 建てられた年
入力さえ完了すれば、査定結果は本当にすぐ表示されました。
不動産ポータルサイトと金額に誤差はなかった
管理人が住んでいるマンションの価格は、3,800万円と表示されました。
不動産ポータルサイトのスーモで、実際にいくらで売られているのか確認したところ、その誤差はたったの20万円。
他の不動産会社が1週間かけて出した査定結果と、ほぼ同額ということです。
さすが、高精度のAI技術が使われているだけありますね。
RENOSY SELL(リノシーセル)のデメリットは対応エリアが限られていること
RENOSY SELLを利用するうえでネックとなるのが、対応エリアが限られているという点です。
2019年5月現在の対応エリアは、東京・神奈川・千葉・埼玉の4県だけ。
随時拡大予定ではありますが、上記の4県以外で中古マンションの売却をしたい場合は、RENOSY SELLを利用することはできません。
他の不動産会社をあたるしかないでしょう。
RENOSY SELL(リノシーセル)ってどんなサイト?信頼できる?
RENOSY SELLが信頼して利用できるサイトなのかどうか、運営元である株式会社GAテクノロジーズの会社概要を紹介していきます。
会社名 | 株式会社GAテクノロジーズ |
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設立 | 2013年3月 |
本社所在地 | 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 40F |
電話番号 | 03-6230-9180 |
代表取締役社長 CEO | 樋口 龍 |
2013年に設立された会社なので、まだまだ新しい不動産会社といえます。
「営業歴の長い不動産会社のほうが安心」と思われる人もいるかもしれませんが、不動産業者の良し悪しは営業年数だけでは計れません。
実際のところ営業歴が長くても、実績を伴わない不動産会社はゴロゴロいます。
現状維持で満足して顧客のことを考えない会社よりも、不動産業界の常識を打ち破ってまで顧客第一で事業をおこなっている株式会社GAテクノロジーズのほうがよいのは言うまでもありません。
売却以外にどんな事業をおこなっているの?
株式会社GAテクノロジーズの事業内容は、以下のとおりです。
- 売買取引の仲介業
- リノベーション業
- クラウドファンディングで中古マンションを運用&利益分配
- 投資物件の紹介&管理
不動産に熟知しているため、大切な資産であるマンションも安心して任せることができます。
中古マンションの売却を検討したら、ぜひ一度チェックしてみてください。