マンションから戸建に住み替えるのはやめておけ！後悔する人続出のワケ

マンションから戸建に住み替えようと考えている人へ。

誰しも一度は、『庭付き一戸建て』に憧れを持ちますよね。

しかし一戸建て購入には、実はリスクが潜んでいます。

気づかずに購入し、後悔する人が続出していますので気をつけてください。

マンションから戸建に住み替えて後悔する人続出！？

「夢の一戸建てを実現できた人は、快適な生活ができていいな」と思われる人も多いでしょう。

しかし一戸建てを購入できたからといって、必ずしも快適に過ごせるとは限りません。

もちろん満足している人もいますが、後悔する人も多いのが現実です。

マンションから戸建に住み替えた人の口コミを紹介しますので、参考にしてください。

誰でも自由に書き込める掲示板では、このような意見が飛び交っています。

不動産業界に従事していた管理人からすると、「少し考えればわかりそうなのに…」ということも多々ありました。

憧れの一戸建てが手に入る喜びで、小さなことが気にならなくなってしまうのでしょう。

しかし小さなことだとしても、最初に妥協したことは生活していくうちにだんだん大きな後悔に変わります。

戸建に手をつける前に、デメリットについてしっかりと理解しておく必要があります。

マンションから戸建に買い替えるデメリット

マンションから戸建に住み替えることには、以下のデメリットがあります。

一つずつ解説していきますので、参考にしてください。

維持管理を自分でおこなう必要がある

自分で維持管理しなければならない点については、理解している人も多いと思います。

マンションのときと違うのは、突発的に修繕が必要になったときに、預貯金で修繕費をまかなう必要があるということです。

とはいえ現在、支払っている管理費や修繕積立金のぶんを貯金しておけば、よっぽど対応できるでしょう。

いざという時のために積立をしておける計画的な人なら、問題ないということです。

自分自身で業者などを手配し、完全自己責任でおこなわなければならない点も考慮してきましょう。

近隣問題を抱えやすい

マンションから戸建に住み替えて後悔している人たちの中には、近隣問題を抱えてしまった人も多く見受けられました。

戸建のほうが上下に人がいないため、騒音トラブルなどは起きづらいと思われる人も多いのですが、実は逆です。

マンションは規則があるため、守らない人がいれば管理組合に言って改善を促すことができます。
一方で戸建の場合、ルールや規則はなく、自由度が高いゆえにマナーが悪い人がいても直してもらうことが難しいという側面があります。

近隣付き合いは良好かどうか、住む前にしっかりとリサーチする必要があります。

ダブルローン（二重借り入れ）に苦しむ人が多い

マンションから戸建に住み替えたときの後悔ポイントとして多かったのが、「ダブルローンをしなければよかった」ということです。

ダブルローンとは、マンションの住宅ローンと並行して、新居の住宅ローンを借りることです。

（画像）

先に新居を購入した場合に、ダブルローンになってしまう可能性があります。

住み替えとなると新居から探す人も多いのですが、ダブルローンになるリスクを考えると、まずは住んでいたマンションから売却するのが正しい手順です。

ローンが残っている人はマンションを売ってから新居を買うべし

現在住んでいるマンションのローンが残っている人は、まずは売却してから新居を購入しましょう。

ダブルローンをすると、上述で紹介した人たちのように後悔することになります。

とはいえ、そもそも現在のローンがどうなるのか、よく分からない人もいるのではないでしょうか。

住宅ローンが残っているときの住み替えの手順は、以下のとおりです。

購入する物件価格は以下のように決めるため、先に新居を購入してしまうのはリスクがあります。

ただしダブルローンが回避できれば、戸建を購入する最大のデメリットはクリアできるので、ここさえ慎重になれば問題なく住み替えられるでしょう。

ローン残債は、お金を借りたときに受け取った返済予定表で確認できます。

返済予定表を紛失してしまった場合は、金融機関に問い合わせて教えてもらってください。

マンションがいくらで売却できるかは、不動産会社に相談して調べてもらいましょう。

「売却するかどうか分からないのに、不動産会社に相談して大丈夫なの？」と思われた人もいるかもしれません。

不動産一括査定サイトなら、価格を検討する目的でも利用できるのでおすすめです。

特に不動産一括査定サイトのイエウールは、利用者のほとんどが価格を調べる目的で利用しているため、気軽に使いやすい特徴があります。

イエウールを利用した理由（アンケート結果）

戸建にもメリットはある！デメリットを許容できればOK

マンションから戸建に住み替えるのにはリスクがあるとはいえ、デメリットを許容できるのであれば、何の問題もありません。

最後に決めるのは、あなた自身です。

メリットとデメリットそれぞれを理解したうえで、どちらが自分に合っているか決めてください。

戸建に住み替えるメリットは、以下のとおりです。




「庭付き一戸建て」を叶えることができる

戸建に住む最大のメリットは、何と言っても「庭付き一戸建て」に住めた喜びを味わえることだと思います。

戸建に憧れつつも、すぐに購入できるものではないため、我慢してきた人がほとんどではないでしょうか。

マンションからの住み替えにデメリットがあるのは、事実です。

しかし今後も憧れを抱きながらマンションに住み続けるくらいなら、一歩踏み出してみたほうが良いと思います。

まずは、ローン問題が解決できるかどうかを検討してみましょう。

自分の好みを反映できる（注文住宅ならより理想に近づける）

一戸建ては自由度が高く、自分の好みを反映できるメリットがあります。

分譲住宅だと好きなようにできないのでは？と思われたかもしれません。

しかし建てる前であれば間取りや壁紙の変更など、対応してもらえる場合があります。

注文住宅であれば、金額は高くなりますが、自分の理想を盛り込んだ家に住めます。

ペットとの暮らしを楽しめる

戸建なら、ペットとの暮らしを楽しむことができます。

マンションの場合、ペット可の物件だとしても大型犬は飼えなかったり、2匹までと制限があるケースがほとんどです。

一方で戸建に住み替えれば、庭にドッグランを作ったり、キャットウォークを設置したりと、制限なしでペットと暮らせます。

住み替えを実現するためには不動産会社選びが大切

住み替えで後悔しないためには、誠実かつ知識の豊富な不動産会社を見つけることが大切です。

国土交通省のホームページに、住み替えたいと思っていた人が諦めてしまった理由についての統計がありましたので参考にしてください。

資金不足	物件の不足	情報等の不足
34.2%	16.3%	28.8%

引用元: 平成29年度　住宅経済関連データ-国土交通省

正直なところ、これらの問題は不動産会社次第でクリアできる問題です。

状況の詳細と、不動産会社次第でどのように解決できるのか解説していきます。

今はインターネットも普及し、情報を得やすくなりました。

もっと上手に不動産会社を選べる人が増え、住み替えを実現できる人が増えたらいいなと思います。

上述で紹介した不動産一括査定サイトは、物件の価格を調べられるだけでなく、不動産会社選びにも適しています。

不動産一括査定サイトを利用するメリット

• 悪質な不動産会社は排除されている
• 物件に合わせて不動産会社を選定してくれる
• まとめて複数社の見積もりを集められるから比べやすい

住み替えを実現させるために、ぜひうまく活用してください。

物件の基本的な情報を入力するだけなので、パソコンやスマホの操作に慣れていない人でも簡単に利用できます。

管理人からの一言「住み替えを成功させるポイントはローンにある」

住み替えを成功させるためには、まずローン問題を解決する必要があります。

この2点を調べることから始めましょう。

イエウールで一括査定したら310万も高くなった

管理人がイエウールで自宅マンションを一括査定したところ、街の不動産会社より310万円も高い査定価格をだしてもらえました。

イエウールはクレームに厳しい会社なので、不動産業者からしつこい営業電話がかかってくることはありません。

物件情報を入力するだけの簡単手続きで、すぐに売却相場が分かる手軽さも好評です。